体全体の汗の量は標準的にもかかわらず、手のみいっぱいの汗が出る…。

 

少し湿っているくらいならさほど慌てることはありませんが、手に取ったものが濡れてビショビショになったり落ちやすかったり、汗が飛び散ったりしてしまうと、毎日の生活においても不都合をもたらしてしまうものです。

 

更に握手や手をつなぐのができなかったりすると、落ち込んだりメンタル的なストレスが大きくなったりするものです。

 

そこでこの記事では、手汗の原因を掘り下げていきたいと思います。

 

どうして手汗って出るの?

手のひらの汗は、一般的な「汗っかき体質」では決してありません。

 

正確に言うと「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」といい、レベルによっては医療の対象になります。

 

日本人の200人に1人の比率で引き起こされると言われており、症状は温度や心の状態などでも違いますが、ざっくりと3段階に区分されているのです。

 

手汗のレベル

 

 ○レベル1・・・手が湿っている。

 ○レベル2・・・手に水滴ができる。

 ○レベル3・・・手から水滴がしたたり落ちる。

 

もしあなたが手汗レベルが2~3なら、医療機関を受診した方が良いと思います。

 

手汗のメカニズムは?

手汗をかく要因は、いまだに明確には判明していません。けれども自律神経のひとつで「交感神経」の活動が過敏になってしまうことが起因と考えられます。

 

「交感神経」は、緊張感がある時に作動する神経で、各器官の活動を促進するもの。

 

これに対して「副交感神経」は緊張が解けている状態になって、各器官の働きを抑止します。

 

ホルモンバランスの乱れ

月経や妊娠、更年期障害だったり、女性の人のカラダはとりわけホルモンの作用を大きく受けます

 

ホルモンバランスが悪化すると交感神経が過敏に動くっていうのは、脳の同じポイントがこの両方を司っているからです。

 

それに伴って手汗が発生しやすくなるのです。

 

ホルモンバランスは、緊張状態やライフスタイル・老化などにおいても崩れがちになるのです。

 

緊張など精神的なもの

「手に汗を握る」といった言葉でも判るように、人間は緊張状態の際に手汗を出しやすくなってしまいます。

 

心配な場合や緊張したケースでは心理的にストレスに襲われおり、交感神経が刺激され発汗に結びつきます。

 

これはこれで普通のことではありますが、やたらに交感神経が過剰になると多汗症が現れて、汗を心配することによってより一層プレッシャーが発生してすごい量の汗をかく…といった負のスパイラルに。

 

食事など生活習慣の乱れ

食事の好みの影響でも汗の量は違ってきます

 

例えて言うならスパイス等スパイシーな物をいつも味わう方は、痛覚神経に刺激を与えることによってアドレナリンの分泌がいっぱいになり、交感神経を触発。

 

これを「味覚性発汗」といい、局所的に発汗する確率が高くなってしまいます。

 

更にはカフェインやニコチンは中枢神経を高揚させるので、交感神経の刺激に結びつきます。

 

肥満体型

体重が増えると、内臓脂肪はもちろん皮下脂肪も増えて、カラダにエネルギーを溜め込みやすくなってしまいます

 

この熱を発散しようとして発汗するので、肥満体質の方は平均体型の方にくらべていっぱいの汗が現れやすくなると考えられます。

 

体型だけに限らず濃厚な付けや動物性脂肪過多のご飯といったも、肥満に影響を及ぼす食事内容などがじかに汗の量に影響しているケースも。

 

まとめ

 

汗の不安は、性別や年齢とは関係なく人を後ろ向きにするとか劣勢感を持ちやすいようになる場合が多いです。

 

その中でも手のひらは毎日握手や物の引き渡しであったり人と接しやすいパーツなので、対人関係においても悪影響をもたらしてしまう時もあるようです。